あいな農園紹介

農法について

人やペットと共に、土壌も幸せでいてほしい。 畑は未来の人から借りている。元気な状態で引き継ぎたい。

私たちは、自然が本来もっていてる力「微生物」「醗酵」を活かした、
サスティナブルな農法で作物を育てています。





あいな農園の農法

本来、畑の土の中には多くの微生物が生息しています。
そして、これら微生物の働きによって栄養価豊富な作物が育ちます。
しかし、農薬や化学肥料は、この微生物を殺してしまうので、
栄養価の低い不健康な作物を作ることとなります。
あいな農園では、「健康な作物は、健康土壌でしか育めない」というコンセプトのもと、
作物のために「元気な土壌を育む」ことを大切にしています。

微生物に健康土壌を整えてもらう

土の表面には酸素を好む「好気性菌」、そして土の中には酸素を嫌う「嫌気性菌」という異なる微生物がいます。
この表面と中の微生物が仲良くなることでうまれる「柔らかい土」が、健康な作物を育てるベストな環境だと考えています。
この健康土壌は、人間の手で人工的に作ることはできません。 何億、何兆という「自然界の微生物たち」がそれぞれに助け合うことで創造される「自然界の産物」です。
農薬や化学肥料、除草剤というケミカルな素材は、自然界の本来のバランスを人為的に乱すので、私たちは「一切使わない」という選択をしています。

私たちの作物が出来るまで

農法の図

1 醗酵液で土壌準備

農薬や化学肥料を使わなければ、健康な土壌になるのか?

残念ながら、答えはNOです。
たくさんの微生物が生息し、仲良くしてもらわなければ「柔らかい土(健康土壌)」を作り出すことはできません。

農園では、微生物を活性化させる醗酵液を散布し、土壌を作っています。 毎年、美味しいハーブを育んでくれるよう“微生物を働かせる”だけではなく、微生物を増やすお手伝いが必要だと考えています。 散布している醗酵液には、ハーブ(薬草)、そして微生物が大好きなごはんをたくさん入れています。

2 種まき

栽培するハーブの葉も使って醗酵液を作り、散布してから種まきをします。

作物が育つために「必要な微生物」は、作物ごとに異なります。
化学肥料は、作物に必要な微生物を人為的に「根」に集めることで成長を促します。
しかし、必要な微生物を“無理やり集めて作物に吸収させる”ばかりでは、土壌の微生物は減るばかりで、土壌全体のバランスを乱します。

農園では、ホーリーバジルを育てる畝には、「ホーリーバジルの醗酵液」も散布しています。
「ハーブ固有の微生物」を土壌にかえす(増やす)お手伝いをすることは、より元気なハーブを育てる秘訣だと考えています。



3 収穫する

太陽が昇っている時は、収穫直後からハーブが弱ってしまうので、夏の早朝と夕方、毎日、元気に育ったハーブたちを収穫します。

大切に育てた子供たち。
機械ではなく手で丁寧に葉を摘み取ります。
無農薬なので、野生の蜜蜂がたくさんいて、蜜蜂と競争しながら収穫しています。
器用に葉に乗って、気持ちよさそうにお昼寝しているカエルもいます。
ホーリーバジルの心地よい香りに包まれながら収穫しています。



4 醗酵液をつくる

私たちは「●●菌」などの「菌」は一切使わず、「ハーブの葉」と微生物を活性化させるご飯(調味料)のみで醗酵を促しています。
「醗酵」という方法は、作物にいる微生物を1,000倍・・・10,000倍へと増やせる技術です。
最小限の量で最大限の効果を発揮できる「醗酵」という手法。

話題になる薬草が、乱獲により絶滅したというニュースも耳にしますが、この「醗酵」という技術を用いれば、乱獲をしなくても需要と供給のバランスを図ることができます。

又、現代農法では、作物を育てるために「成長促進剤」などを使うことがあります。 しかし、自然界の素材にも、1日1mも成長する「ジャイアントケルプ」という昆布などもあります。 農園では、成長促進剤を使わずに、この昆布の醗酵液も散布しています。

ケミカルなものに頼らなくても「自然界の産物」を使えば事足りる 人間の浅智恵で効率ばかりを考えるのではなく「自然界のことは自然界に任せる」

自然のサイクルを尊重してハーブを育てる(目的)ために、“醗酵技術”という人間の知恵(手段)を取り入れた農法が、私たちの追及している「自然微生物農法」です。



5 オリジナル製品

過剰な滅菌や機械への依存は、せっかく育てた微生物を死滅させてしまうと考えています。 そのため、すべてを手作りで製造しています。

スプーン1杯の醗酵ハーブふりかけ
醗酵畑のハーブティー
手作り石けん
ドッグクッキー


畑のまめ知識

無農薬なので、私たちよりも先においしく食べてしまっている虫たちと出会うこともあります。

「でも・・・そもそも、どうして虫がつくの?」
自然界には、強者が残る「優勢遺伝」というルールがあり、栄養不足の作物の“遺伝子”を残さないよう、あえて食べてくれているという説があります。
栄養価の高い「元気な作物」であれば、虫も食べる必要がないので、虫がつかないという事です。

事実、隣り合わせで育てているハーブでも、食べられている子と食べられていない子がいます。
「真横で育てているのに、どうしてこっちだけ虫が食べているんだろう??」
不思議です。 農園のハーブは、たまに虫に食べられる子もいますが、1つも食べられない状態になることを目指して日々、試行錯誤を楽しんでいます。


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